1999年、多発するハイテク犯罪や科学災害に対応するため、警視庁特別救急警察隊が組織された。正木本部長を中心に、クラステクターを着化することでファイヤーとなる香川竜馬、サポートドロイドのウォルター、バイクルが活躍する。戦うヒーローから一転、レスキュー隊としての活動を主眼に置いた新しいヒーローの登場となった。1話1怪人を廃し、宇宙からの侵略者や怪獣が平気で現れるこれまでの作品と一線を画して、“近い将来に起こり得る事件”のリアリティを追求した。1話完結でレスキュー隊の活躍を描くのは難しかったのか、後期では犯罪捜査を中心に描かれることが多くなる。また、犯人が逃げ込んだ工場が爆発、燃えさかる工場から犯人を“レスキュー”するというパターンが多かったのも残念。だが、本作での試行錯誤の結果、レスキューヒーローシリーズが発展的に継続することとなる。
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