『仮面ライダーBLACK』続編。ゴルゴムとの戦いを終え、新しい生活をはじめた南光太郎の前に、新たなる敵クライシス帝国が出現。強大な力に翻弄される光太郎が宇宙に放り出されたとき、体内のキングストーンが太陽エネルギーを吸収、光太郎は太陽の子BLACK RXとして生まれ変わった。さらに中盤でRXはバイオライダー、ロボライダーと2タイプへの変身が可能となる。 前作のダークな雰囲気を一掃、ライダーというより宇宙刑事の世界に近い作品カラーとなり、光太郎の性格も明るく三枚目的要素が加わった。車(ライドロン)を乗り回し、剣(リボルケイン)で敵を倒す姿に“すでに仮面ライダーではない”と評する声もあるが、敵4軍団を率いる個性的な4幹部などによる活劇性の高まりと戦闘シーンのアクションの切れは絶好調で、怪人を倒すRXの姿にカタルシスを覚えるファンも多い。“なんでもあり”の展開の果てに、終盤いささか唐突ではあるが、シリーズ最終作を記念するサービスとして11人ライダーが集結した。
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