「仮面ライダー」シリーズ第4弾。アマゾンの奥地で育った野生児アマゾンは、インカの超科学を狙う悪の組織ゲドンと戦うため、長老バゴーの手により改造手術を受ける。バゴーは殺されるが、アマゾンは暗示によって日本に渡り、マサヒコ少年に出会う。マサヒコは、アマゾンの変身した姿を見て、仮面ライダーアマゾンの名を与えた。アマゾンライダーは、超エネルギーの謎の一部をギギの腕輪に隠し、ガガの腕輪を持つゲドンの首領・十面鬼の送り込む獣人と戦う。やがて十面鬼が倒れると、代わってゼロ大帝に率いられたガランダー帝国が登場、より強力になった獣人がアマゾンを襲う。当初アマゾンは日本語も喋れずオートバイにも(怖くて)乗れないという、ライダーシリーズ中の異色作であり、必殺武器はキックではなく、腕のヒレを使った“大切断”。だが、野性味あふれる描写は、ライダーシリーズ本来の怪奇性をアピールした。敵であったモグラ獣人が、助けてもらった恩を感じて味方になるというのも新味だった。
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