親から子への精神的虐待をテーマとした、青木和雄の手による児童書を劇場用アニメとして制作したもの。母の静江は兄を可愛がる一方で、妹のあすかには冷たくあたっていた。あすかの12歳の誕生日に、母は「生まなきゃよかった」と言い放ち、その一言がきっかけであすかは声を出せなくなってしまう。不登校に陥ったあすかは、兄のすすめで母の実家で過ごすことになり、自然と祖父母の愛情に癒されて声を取り戻す。彼女はやがて、重度の障害をもつ少女めぐみと出会うが……。監督・出崎哲、作画・四分一節子夫妻がライフワークとする、人権問題を題材にした教育映画の一つ。
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