「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボン監督&スティーブン・キング脚本コンビが放つ感動作。トム・ハンクス主演。1935年。大恐慌時代のアメリカ、ジョージア州のコールド・マウンテン刑務所の死刑囚舎房で看守を務めていたポールのもとに、少女2人をレイプし殺害した罪により投獄された、巨体の黒人死刑囚コフィーが送られてくる。しかし、コフィーの性格はその巨体に似合わず臆病で物静かだった。そのころポールは重い尿道炎に冒されていて、ある日、ポールは激痛の為、舎房内で倒れてしまう。が、そのとき、コフィーが不思議な力でポールの尿道炎を治して……。さすがは元々ホラー系のコンビ。ただ泣かせるだけの感動作と思って観ると、予想に反してエグい描写に思わず驚く。奇跡の力に頼った分だけ「ショーシャンク」に比べるとドラマが弱いが、それでも3時間を越える長尺を一気に見せる秀作。トム・ハンクスはもとより、脇を固める俳優も個性的で印象深い。
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